Korean Lash Liftとは?
- Mai Takei
- 2 days ago
- 6 min read
Korean Lash Liftってブランディング?それとも従来のラッシュリフトとは違う技術?

ここ数年、美容業界で急速に広まっている“Korean Lash Lift”
SNSや講習会でも頻繁に耳にするこのワードですが、実際のところ
「具体的にどんな技術を指すのか」「従来のラッシュリフトとどこが違うのか」
と疑問に思っているLash Artistも多いのではないでしょうか。
この記事では、Korean Lash Liftがどのような背景で生まれたのか、そしてそれが本当に“新しい技術”なのか、それともブランディングとしての位置づけなのかを考察していきたいと思います!
Korean Lash Liftは“ブランド化された美容概念”

まず理解しておきたいのは、この記事を書いている時点(2025)ではKorean Lash Liftという言葉が特定の技術名や商標ではないという点です。
一般的には「韓国式のまつ毛パーマ・ラッシュリフト全般」を指す言葉として使われていますが、明確な定義は存在しないそうです。
この言葉の広がりには、韓国美容業界のブランディング戦略が大きく関係しているようで、
たとえば
K-Beauty(韓国美容)
Glass Skin(ガラスのような艶肌)
Gradient Lips(グラデーションリップ)
といった言葉が世界中で定着したように、韓国では「仕上がりのイメージをブランド化する」ことに長けています。
その流れの中で、“Korean Lash Lift”という言葉もまた、「ナチュラルで柔らかく、まつ毛への負担を抑えた仕上がり」を象徴する表現として使われるようになったとみられます。
つまり、これは明確に定義づけられた新技術というよりも、韓国の美容トレンドや考え方を反映した「スタイル」や「イメージワード」として浸透しているといえるでしょう。
技術的な側面から見る違い
ネーミングに注目が集まりがちですが、韓国式と呼ばれる施術の多くは、薬剤の性質とデザイン理論に特徴があります。
下記の表は、あくまで一般的な傾向をまとめたものです。
従来のラッシュリフト | 韓国式ラッシュリフト (一般的な傾向) | |
主な薬剤 | チオグリコール酸系 システアミン系 | システアミン系またはケラチン・アミノ酸系 |
カール理論 | 均一な立ち上げ重視 | 根元・中間・毛先を分けてデザイン(自然な流れを重視) |
仕上がり | くっきりとした立ち上がり | 柔らかく滑らかな曲線を描くカール |
毛への影響 | 低技術や複数回の施術で乾燥・切れ毛リスクあり | 成分によっては比較的穏やかな反応 |
持続期間 | 約4〜6週間 | 約6〜8週間(毛質による差あり) |
このように、薬剤の主成分やデザインアプローチの違いが、仕上がりの印象に影響していると考えられます。
ただし「どちらが優れているか」ではなく、顧客の毛質や仕上がりの好みに合わせて選択すべき技術というのが実際のところだと思います。
なぜ“Korean”が強調されるのか
ここで注目すべきは、「韓国式」という言葉自体が持つ印象です。
韓国美容=“肌に優しい”“ナチュラル”“トレンド感がある”
というポジティブなイメージがすでに定着しており、その流れがまつ毛分野にも広がったと思われます。
つまり、Korean Lash Liftはマーケティング上のアイデンティティとしても機能しているのです。
技術の新しさだけでなく、
「韓国式=美意識が高くトレンド感」
「繊細で丁寧な仕上がり」といった印象を与えるための表現として使用されるケースが増えています。
技術革新と文化的なブランディングの間に位置する概念といえるのではないでしょうか。
導入する際に考慮すべき点
Korean Lash Liftをメニュー化するサロンも増えていますが、導入時にはいくつかの確認が必要です。
薬剤の成分・安全性 韓国製の一部薬剤は、オーストラリアの基準(TGA)と異なる場合があります。輸入時は必ず成分表やMSDS(安全データシート)を確認しましょう。
技術の理解と説明力 「韓国式=ダメージレス」と表現されることが多いですが、実際のダメージ度合いは毛質・放置時間・薬剤濃度など多くの要因で変化します。科学的根拠を理解したうえで説明できることが重要です。
マーケティング上の表現 “韓国式”という言葉を使用する際は、単なる流行語ではなく、どのような意図・理論を持ってその名称を使うのかを明確にしておくと、サロンとしての信頼性が高まります。
中立的に見た「Korean Lash Lift」という位置づけ
まとめると、Korean Lash Liftは
特定ブランドや技術ではなく、美容文化的なカテゴリー名である
低刺激成分とデザイン理論の組み合わせが特徴とされる
世界的に広まった背景には、韓国美容業界のブランディング戦略がある
技術的な優劣を示すものではなく、方向性や価値観を示すラベルとして機能している
つまり、Korean Lash Liftは、技術そのものというより、“まつ毛の見せ方のスタイル名”のような存在なのではないかと思います。
まとめ:結局“韓国式”ってどう付き合えばいいの?

Korean Lash Liftは、いまや美容業界でよく聞くワードのひとつです。
トレンドを象徴する言葉ではありますが、使う人によって意味が少しずつ違うのも事実。
大切なのは、「韓国式」という言葉のイメージに流されすぎず、自分なりにその背景を理解して、どう取り入れるかを判断することなのだとこの記事を書いていて感じました。
技術として学ぶのもいいし、トレンドとして観察するのも立派なアプローチです。
つまり、“話題だからやる”ではなく、“自分のサロンに合うかどうか”を見極める視点を持つことが大切ではないでしょうか。
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