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まつ毛リフトが折れる・上がらない原因と見直しポイント【その2】

まつ毛リフトが折れる・上がらない原因と見直しポイント

まつ毛リフト、うまくいかない…その原因は必ず“どこか”にある!


「まつ毛リフト 上がらない」「ラッシュリフト 失敗 原因」といった検索も多いように、技術が安定しない背景には必ず理由があります。


まつ毛リフトで「失敗したかも…」と感じるとき、多くのビギナーの方が思うのは「なんでこうなったのか原因がわからない…」という不安です。でも安心してください。仕上がりに違和感があるときは、技術・商材・毛質やまぶたの見極めなど、必ずどこかに“理由”が隠れています


▼よくある失敗3選

  • 毛穴から真っ直ぐ上がっておらず変に曲がってしまう

  • カールが均等にかかってない

  • リフト力が弱く、目元が思ったよりぱっちりしない


これらのトラブルはビギナーの方が起こしやすい、複数の小さなズレが積み重なって起きることが多いもの。たとえば「薬剤は良かったけど、ロッドの位置がズレていた」「毛は上がっていたけど、上がり方が不均一だった」など。


また、「同じやり方なのにモデルによって仕上がりが違う」という経験も多いでしょう。これは、まつ毛の太さ・密度・生え方・目の形など、個々の条件に対して技術がともなっていないことが原因です。

失敗することは誰にでもあります。ここで、「原因に早く気づける目」を育てることが、技術者としての成長に直結します。



【折れる】まつ毛リフトがチリつく・曲がる原因と対策

まつ毛リフトがチリつく・曲がる原因と対策

薬剤に合った使い方を見直そう:塗布量・放置時間・塗布位置


①  1剤の放置時間が長すぎる

キューティクルが過度に開いた状態となり、内部の組織が不安定になります。そのまま施術を進行すると、まつ毛が過軟化の状態となり、内部構造の安定性が失われてダメージへと直結します。


特に、細毛や施術履歴のあるまつ毛では、キューティクルに損傷がある可能性があり、薬剤の影響を受けやすくなることがあります。そうしたケースでは、放置時間を「数十秒単位」で調整することが大切です。


② 薬剤の塗布位置

染みてしまうのが怖くて、根元を避けすぎると立ち上がりが弱くなる原因になります。

もちろん粘膜への刺激には細心の注意が必要ですが、根元から約1mm以内を目安に、早く正確に薬剤を置く技術がリフトの仕上がりを左右します。


③薬剤の量

目幅やまつ毛の長さによって多少前後はしますが、大体直径5ミリ程度の大きさで十分足りるかと思います。沢山載せれば効果が早まる!なんて事はないので全体に均一に塗布する事で安定した仕上がりになります。


最近まつ毛リフトがうまくいかないけど原因がわからない!と言う方はこの3つからまず見直してみましょう。


ロッドとまつ毛の密着不足を見直す

まつ毛がロッドに対してきちんと貼り付いていない場合も、折れやロッド通りの形がつかない原因となります。


▼ロッドの形通りにつかない原因3選

  • 巻き上げの際にまつ毛が交差している

  • ロッドの置く位置が極端に遠いorまつ毛を踏みすぎてる

  • グルーの塗布ムラ・巻き上げる時の圧のムラ


こうした小さな乱れは、仕上がりの毛流れを歪ませ、まつ毛が不自然な方向に形がついてしまうことにつながります。1本1本を根元から均一な圧で整えながら巻き上げる感覚を身につけていきましょう。



【上がらない】思うようにリフトできない時のチェックポイント

思うようにリフトできない時のチェックポイント

ロッド選定で仕上がりは8割決まる

リフト力の要は「ロッドの選定」。サイズやカーブの違いによって、まつ毛の立ち上がり方は大きく変わります。


たとえば、長めのまつ毛に対してSサイズのロッドを使うと、毛が途中から折れたり、根元が浮いたような仕上がりになることもあります。逆にLサイズで角度が甘くなり、思ったようなリフト感が出ないことも。


大事なのは、毛の長さだけでなく、「その人の骨格やまぶた、自まつ毛のタイプに適したロッドを選んでいるか?」という視点です。横から見た時の目元の立体感やまつ毛の生え癖も踏まえて、ロッド選びを今一度見直してみましょう。



薬剤の軟化不足を見逃さない

リフト力が弱いもう一つの原因は、薬剤がまつ毛に十分に軟化していないこと


▼軟化不足が起こる原因

  • 放置時間がまつ毛に対して短すぎる

  • まつ毛リフトをした事のない新生毛で薬剤が浸透しにくい

  • 薬剤が劣化して効力が落ちている

などが挙げられます。

特に初心者のうちは、「メーカーの記載している時間通りに置いたからOK!」と思いがちですが、大切なのは“まつ毛の状態を観察する力”です。


▼軟化しているかのチェックポイント

  • 1剤を拭き取り毛をロッドから外して見た時に毛がロッドからボロボロと勢いよく落ちていないか

  • ハリがやや抜けて、やわらかくなっているか?

  • 2剤前の巻き上げ時に浮いてきたり硬さが残っている毛はないか?


これらに関しては感覚的な変化をつかまないと判断が難しいので、練習を重ねることで、「ちゃんと薬剤が効いているかどうか」が見極められるようになります。



【まとめ】まつ毛リフトが折れる・上がらない原因と見直しポイント【その2】

まつ毛リフト 上がらない

まつ毛リフトの失敗には、必ず何かしらの“きっかけ”があります。そして多くの場合は、薬剤・ロッド選定・巻き上げなど基本工程におけるちょっとしたズレによって起きています。


▼見直したい重要ポイント

  • 薬剤の塗布量・位置・時間は適切だったか

  • ロッドは、その人の骨格やまぶた、自まつ毛に適していたか

  • 放置時間や軟化状態に対して柔軟に調整できたか


この様な基礎的なことですが、ビギナーのころに見落しがちな所を毎回の施術で振り返ることが大切です この積み重ねが、技術の安定と再現性を高めてくれます!



🚀次回予告|「うまくいかなかった後、どう対応するか?」

技術ミスは避けたくても、100%防げるわけではありません。 では、万が一トラブルが起きてしまったとき、お客様にどう伝え、どう対応すれば信頼を失わずに済むのか? そして、自分の技術をどう振り返り、改善に活かしていけるのか?



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